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郵便局契約社員格差裁判、格差認める判決

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皆さんこんにちは、ながものです。

「ゆうメイトという生き方」というシリーズで記事を書いてきましたが、今回それに関連するニュースがあったのでお伝えします。

日本郵便で配達などをしている契約社員が、正社員と業務が同じなのに手当などに格差があると訴えた裁判で、東京地方裁判所は、一部の手当などについては正社員との間に不合理な格差があると認め、日本郵便に対して90万円余りの支払いを命じる判決を言い渡しました。

記事・画像引用元 : 「日本郵便は非正規19万人、他社にも大きな影響」…待遇差違法判決、原告側が会見

 

正社員と非正規社員格差

確かに私が働いていた郵便局においても給与や休暇など、目に見える待遇格差がありました。

それにアグラをかいて「バイトだから」と下に見たような態度をとってくる正社員がいるのも事実です。

給与は年収ベースで考えると、以前お伝えしたランク「Aあり」の場合でも同じ業務量で100万位違いがありますし、上記の記事の通り、年間休日数も10日以上違ってくると思います。

それらに不満を感じ職場を去ったゆうメイトも何人かいました。理不尽だと思うこともいっぱいありましたしね。

 

今回の判決で少しでもそれが是正されるようになれば良いと思いますが、それも難しいのかな、とも思っています。

格差がなくならない理由

そもそも郵便局が赤字経営

日本郵政グループで考えると、「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」と大きな利益を生み出している会社がありますが、「日本郵便」つまり郵便事業だけ見ると、毎年のように多額の赤字を出しています。その理由は一にも二にも人件費。もともとは人手不足と人件費を安く抑えるために始まったゆうメイトですから、そこの予算を膨らませる訳にはいかないという理由ですね。

正社員の意識問題

正社員として働いてる方で、言い方は悪いですが性格に難のある方は決まってこう言います。

「俺たち正社員は努力して正社員として採用されたんだから、ゆうメイトと差があるのは当然。」

と。確かにゆうメイトは新卒で採用試験を受けた訳でもないですし、人により様々な理由を持って働いています。それは変えようのないことです。

ですが、それを上記のように下に見たような態度で見下している方が一定数いる以上、この格差は埋められないのではないでしょうか。

ゆうメイト側の意識

もちろん自分たちゆうメイトの意識も重要です。

目的意識を持って仕事をすることはとても大事ですよね。

先ほどもお伝えした通り、ゆうメイトは様々な理由で働いている人がいます。

正社員登用を目指して働いている人もいますし、そうでない人もいます。

時間を対価に賃金を貰うのが契約社員ですが、それでも「何のために働くのか」という目的意識をしっかり持って、モチベーションを維持して働きたいものですね。…それは正社員も一緒か。

まとめ

今回の裁判では、原告側の訴えが「一部」認められたかたちです。あくまでも一部とのことで原告側は控訴する方針。

訴えが全面的に認められることで、昨今言われている「同一労働同一賃金」が国を挙げて進められていけばいいなと思います。

私個人としては、これを機に正社員の意識改革も同時に行われていって欲しいなぁ、と願うばかりですが。

待遇改善、されるといいですね。

もしかしたら今からゆうメイトで働こうと考えている方はチャンスなのかも知れないですね。

 

ありがとうございました。

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