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「仕事キツくない?」編 - 郵便局のバイト?契約社員?『ゆうメイト』という生き方。

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こんにちは、ながものです。

前回から『ゆうメイト』という仕事についてお伝えさせていただいています。
自分が長く勤めてきた仕事でしたから愛着も多少ありますし、経験してきたことがこれから働こうとしている方々の手助けに少しでもなればと思っています。

さて今回は「外務のキツさ楽しさ」についてお伝えしていこうと思います。

 

仕事キツそうじゃない?

この質問は知り合いや友人からよく言われていました。
もちろん外務と内務でキツさの内容も違うと思います。
ここから先は外務のお話になることだけご承知下さい。

結論から言いますと、キツくはないと私は思っています。
あくまで私個人の主観でしかないのですが、その理由をお伝えしていきます。

最初はどの仕事に就いたとしても慣れないことや覚えることに追われキツいと考えてしまいますが、その点は外務も一緒です。

実は、最初が一番大変です。早速矛盾した発言ですね。
初めは先輩社員の後ろについて、配達順序を覚えるために「通区訓練」を行います。
配達ルートや各家の郵便受けの位置を覚える感じですね。
そして翌日、通区訓練した地域の地図を持って一人で配達に出ることになります。
ここで断言しておきます。配達初日は全配達件数の半分も配れないでしょう。

先輩社員が流れるように配達する様を後ろで見て、これならやれそうだと思ったかも知れません。
なのにいざ自分がやってみると、
・郵便受けの場所が分からない
・表札がでてない
・そもそも住所があっているのか分からない
こんな状況が何度も訪れ、配達は遅れ、配れない郵便で後ろのカゴはいっぱいです。
「自分には向いてなかった」そう思うかもしれません。私もそう思いました。

ですが、基本は同じ地域を回って郵便を配達することになります。
そのため続けていけばいくほど配達のスピードも自然と早くなり、身体も慣れてくるので疲労もあまり感じなくなってきます。
初日にあんなに苦労して一日かけて配った配達ルート前半が、気が付けば、ものの一時間程度で配れるようになるでしょう。

一日分の配達を終えても時間が余るようになります
すると次は速達や書留を一緒に配るようになります。
また配達に時間が掛かるようになりますが、心配いりません。
初日にあれだけ時間が掛かっていた配達もあっという間にこなせるようになっていたのですから、たかが速達・書留が数十通増えただけです。
すぐにこなせるようになっていきます。大丈夫です。

そうなってしまえばルーチンワークのように仕事をこなせるようになり、調子の良い時は身体が勝手に配達をしていくような感覚になります。
私はそれを『ゾーン』に入ると表現してました。黒バスですね。

この仕事の楽しさって何?

私が長くこの仕事を続けていられた理由は、楽しかったからだと思っています。

まず、配達に出てしまえば一人。この点は大きかったです。
普通の仕事はグループやチームで動くことが多く、対人のストレスが大きかった。
その点郵便配達の場合は、地域ごとに分かれて配達に出るため、良い意味で気楽です。

次に、時間の経過が早いこと。やることが決まっていて、かつ、その仕事は毎日あります。
よく工場のライン仕事は単純作業で辛いという話を聞きます。郵便配達という仕事は、ある種ライン仕事に似ています。
毎日同じ場所に向かって郵便を郵便受けに届ける。そんな毎日です。
ですがライン仕事とは違い、能動的に動き次を確認しながら配達をしていきます。
この差は大きく、時間経過の速さを感じながら仕事ができます。

そして何より、お客様との距離が近いこと。基本、毎日同じ地域で配達をしていくので配達先で自然と顔なじみになっていくお客様が増えていきます。
世間話をしたり、暑い日には飲み物をいただいたりと、人のやさしさに触れる機会がたくさんありました。
現在は郵便という職を離れてしまいましたが、今でもお付き合いのある方がたくさんいます。
私にとって、仕事に向かう上での大きなモチベーションになりました。

 

今回のまとめ

・最初が一番キツい。
・慣れると楽になっていく。
・基本個人仕事だから気楽。
・時間が経つのが早い。
・お客様と仲良くなれるかも。

いかがでしたか。
もちろん仕事なので、不真面目にやっていてもこなせるものではないと思います。
ですが、どこかに楽しさを見つけられた時、この仕事の醍醐味が味わえると思いますよ。
参考になれば幸いです。
次回は、いわゆるブラックな仕事なのかについてお伝えしたいと思います。

最後に、どんなに仕事を続けてきてもこれだけは辛かったことを紹介して終わります。

大雨と大雪。

ありがとうございました。

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